京町家「個別指定」の認定が下りました

兼ねて申請をしていた「個別指定京町家」の認定が月末に下ると電話連絡がありました。

京町家条例に基づく指定制度とは

趣のある町並み又は個性豊かで洗練された生活文化の保全及び継承を効果的に進めるため、個別の建物(個別指定)や区域(地区指定)を指定しています。指定されると、解体に着手する1年前までの届出が義務付けられるとともに、支援の充実が図られます。

と書かれています。具体的な支援には条件を満たせば「補助対象費用の1/2 上限額250万円」の補助金が出るようです。

個別指定京町家を示すプレートは取りに行かないとダメなので、また、時間を見て受け取りに行きます。ちなみに、この制度認定は令和3年時点で総数1217軒あります。

数の割に、写真のプレートを付けている町家はあまり見かけません?

他にも、いろんな制度があるのですがこの制度は相続税の軽減処置の対象ではないようなので、今後は「歴史的風致形成建造物」の指定がどうなるか注視したいと思います。

修繕

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