目薬の原料

写真の壺の中に「炉甘石(ろかんせき)」が入っている。この壺を粘土で被い、下の窯で焼く。そうすると、”目薬”の主成分が生成する。今でも、隣の棚に”壺”が保管されている。

「炉甘石」は中国から入手していた。調べると、”軽度の痒みの治療に用いられる医薬品である。乾燥肌の刺激を和らげる効果的もある。”とあります。先にも触れましたが、当家の目薬は軟膏で、目ではなく痔に効くと評判でよく売れたと聞いています。効能からするとあながち間違った使い方ではなかったようだ。
「炉甘石」はAmazonでも販売しているようです。
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