庭に半化粧が咲いていました

 

植えた記憶がないが何時も咲いている半夏生〔はんげしょう〕。半化粧とも書きます。ドクダミ科の多年草で、冬になると宿根だけになり、地上部は枯れてしまいます。白くなっているのは花ではありません。

花穂のすぐ下の葉が半分白くなるのが特徴です。白くなる面積は個体差がありますが、葉が一面白くなることはあまりありません。花が咲くと白くなる理由は、半夏生は虫媒花であるため、葉を白くして虫に花のありかを知らせるためではないかと言われています。

この花、見た目が「半化粧」だから命名されたのか。丁度、季節が「半夏生」にあたるから命名されたのか。

半夏生は夏至を3つに分けた最後の3分の1の期間ことを指します。つまり、夏至から数えて11日目の7月2日頃から七夕(7月7日)頃までの5日間が半夏生です。

京都の和菓子で「半夏生」というのがあったことを思い出した。幸福堂の「水無月」を過日よばれたので、今度は「半夏生」にしょう。

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