板壁の改修をどう進めるか?

「建物の特徴」の板壁の欄で
”ダメージが目立つ当家の外壁、内部への腐食が進んでいなければいいが。業者に依頼すると、足場を作るのが大変で、瓦が破損することもあり思うように話しが進んでいません。”

と紹介している板壁。以来どうしたものかと思案しています。2,3軒ホームセンターに足を運び、杉板の値段を確認。大体、坪2580円で貼れそうです。母屋の壁の面積は、幅11m、高さ6mとして66平米ということは20坪、杉板だけの材料費は25800円となります。計算違いかと思う安価な値段?

ネットで調べると野地板1枚100円程度で制作という記事を見、倍から値段が違うとビックリしています。最近のウッドショック(物価高)を身近に感じた次第。

それでも、下地処理に胴縁と防水シートを加えても、目が飛び出るような値段になりません。ただ、野路板の表面加工に時間が取られそうなん事と、足場をどうするか?母屋の壁を直す前に、他で試し作業をして、仕上がり具合を確認してからにしようかな?野地板は乾燥させないと、結構、縮んだり、捻じたりするようなので、今のうちに購入して乾燥させておきます。
それから、猛暑日が続く中では、屋根の上の作業は目玉焼きが出来そうなので止めておきます。

部分補修はできるだけ自分でやろうと思っています。作業することで町家のことが”分かる”ことが一番大事なことかなと思っているので。

建物

前の記事

京都は防火意識が高い
建物

次の記事

「戦争のなかの京都」