五徳と炉壇

茶室の中に入り、床の覆いを外すと「炉」があり、五徳が見えました。Webで検索してみると
”炉とは、畳の下に備え付けられている小さな囲炉裏のことを言います。
そもそもは、村田珠光が初めて炉を切り、武野紹鴎と千利休によって規格化されたと言われているものです。炉は、炉壇(ろだん)と炉縁(ろぶち)から出来ており、畳に切った穴に炉壇を入れ、そこに炉縁をのせて中に灰を入れ、さらに五徳を入れて釜をのせるような作りになっています。”とあります。
裏の水屋に炉縁がありました。五徳もしっかりとしたもので、まだまだ使えそうです。炭の入った炉壇は昔のもので、現代のものとは作りが違って見えます。

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