2022年8月4日 / 最終更新日時 : 2025年9月12日 源田 定之 修繕 板壁の改修をどう進めるか? 「建物の特徴」の板壁の欄で ”ダメージが目立つ当家の外壁、内部への腐食が進んでいなければいいが。業者に依頼すると、足場を作るのが大変で、瓦が破損することもあり思うように話しが進んでいません。” と紹介している板壁。以来ど […]
2022年8月2日 / 最終更新日時 : 2025年9月12日 源田 定之 建物 「陰翳礼讃」の世界 町家の魅力は何だろうと思う一つに、光のコントラストがある。 ・嫁隠しの袖から大戸越しに見る通りの明るさ ・薄暗い座敷から庭を見ると、苔と常緑の樹が輝いている ・通り庭に落ちる天窓の光 ・仏間の蝋燭の火 ・格子越しの光が障 […]
2022年8月1日 / 最終更新日時 : 2025年9月12日 源田 定之 修繕 ベンガラ塗り やっと、表格子のベンガラ塗りを行いました。左が塗り作業後の様子、右が塗り作業前の様子です。次回、2回目の塗り作業をし、油を塗布します。事前調べでは、生乾きの時にウエスでふき取ると書かれていたのですが、気温38度の猛暑 […]
2022年7月30日 / 最終更新日時 : 2025年9月12日 源田 定之 修繕 入り組んでいる屋根 京町家は基本、平入、切妻を基本とする屋根で構成されています。写真は中二階の窓から母屋方面を眺めた絵です。平屋(1階建て)部分の屋根が谷になっていて、間を波板で継いでいます。下は現在、事務所スペースになってお […]
2022年7月29日 / 最終更新日時 : 2025年9月12日 源田 定之 歴史 残置された箱は何に使われていたのか? 虫籠窓の裏側は、かつて物置だったのか?住み込み部屋だったのか?よく分からない。 過日、探検した時に見つけた「箱」。てっきりゴミ箱だと思っていた。が、写真を見直して「ゴミ袋」と書いてあることに気づいた。ゴミ袋を入れていたに […]
2022年7月28日 / 最終更新日時 : 2025年9月12日 源田 定之 修繕 もう一つの茶室 当家には庭に茶室がありますが、もう一つ、「表の店」にも茶室があります。一度、店舗貸しをした時に造作されたものが残置されていると聞きました。 現在、「表の店」の内部は、格子の塗装作業をするために作業場となっています。塗装作 […]
2022年7月26日 / 最終更新日時 : 2025年9月12日 源田 定之 修繕 ドアの補修 倉庫として貸している部屋のドアの補修を行いました。腰板の化粧べニアが波打ち、亀裂も入っていましたので、除去し新しいべニアを貼りつけています。仕上げにマット系の油性ペンキで塗装しておきましたので、しばらくは持つと思います。 […]
2022年7月25日 / 最終更新日時 : 2025年9月21日 源田 定之 歴史 時間が止まった作業場 昔、”目薬”を製造していた頃の部屋がそのまま残っています。往時はどのような様子だったのか?私が生まれる前ですから知る由もないのですが、多くの職人さんが家内制手工業のような製作をしていたと想像しています。離れの戸を開け、中 […]
2022年7月24日 / 最終更新日時 : 2025年9月12日 源田 定之 建物 虫籠窓の中、中二階はどうなっているのか 虫籠窓の中は物置部屋だと聞いていましたが、実際に見たことがありません。恐る恐る階段を登ってみました。昔は物置部屋だった名残はありますが、現在は何も入っていません。 厨子二階(つしにかい)なので天井も高くなく、屋根板もむき […]
2022年7月23日 / 最終更新日時 : 2025年9月12日 源田 定之 修繕 蔵の扉 重厚な蔵の扉です。鉄の扉が二重になっており、重い扉をスムーズに動かす滑車が扉の下にあります。 何時も開いたままです?? 蔵の中には重要なものは何もなく、空っぽの状態だからでしょう。おまけに、外壁はボロボロ。どうしたものか […]