『都の魁』(みやこのさきがけ)

『都の魁』(みやこのさきがけ)という古書が書棚にあったのでページをめくってみましたら、「井上薬房」が掲載されていましたのでご紹介。

『都の魁』というのは明治初めに刊行された情報誌です。

『都の魁』(みやこのさきがけ)は、明治16年(1883年)に京都で刊行された商店案内・産業図録です。石田有年(いしだ ゆうね)が編纂・作画を手掛けたもので、近代化が進む明治初期の京都の町家や商家の営みが、細密な銅板画で活写されています。

銅板画で印刷されたもので木版画よりも精密な描写がされています。

「井上春耕軒」の名が2か所に分かれて掲載されています。

この春耕軒という名称は6代井上清七のころを差しています。書をよくしたので春耕軒と号していました。また、三国無双一子相伝の看板を掲げ広く全国に目薬を販売しています。

後付にある石田有年は調べると

石田 有年(いしだ ゆうねん、1845年〜1916年)は、明治時代に京都を拠点に活躍した銅版画家です。手彩色(てさいしき)を用いた色鮮やかな風景画や名所図会を数多く残し、当時の京都の景観を今日に伝える貴重な作品群で知られています。

とあり他にも画家として作品を残しています。


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