座敷の床を修繕

和室を歩くと床がフワフワと沈み込むことがありました。耐震診断の時に床下の桁が外れていることが分かっていましたので、今回修繕してみました。

畳をあげ床板をめくり、「大引受」をジャッキアップで補い、折れている「根太」を補強しています。

床板は床鳴りしない程度にビス留めしました。

床下にあった炬燵は、蓋をかぶせる程度で上を歩くと沈み込んでいましたので、完全に床板で被うようにしています。

別室に仕舞っていた座卓(ざたく)を座敷の中央に設えてみました。

床が沈み込む部屋には誰も出入りをしていなかったので、これでこの部屋も復活となると思います。

この後、襖の鴨居調整をして畳屋さんに表替えの依頼をすれば、急なお客さん対応も困らないでしょう。

そういえば、座布団はどこにしまい込んでいるのだろうか?


京町家「井上清七薬房」をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

建物

次の記事

ネットワーク環境を拡充