ドクダミの花

裏庭に多くのドクダミが芽を出し、そろそろ花を咲かせようとしています。

ドクダミは雑草として忌み嫌う人もいますが、昔から乾燥させて煎じ薬として活用していたので私は気になりません。京の町中でこれほど多くのドクダミが生えているのは当家だけだろうと思ってます。よく見ると

斑入りのドクダミもあります。

ドクダミの効用は

ドクダミは古くから民間薬として用いられ、解毒作用や殺菌作用、利尿作用など、さまざまな効能があると言われています。ドクダミ茶やドクダミチンキ、ドクダミ風呂など、様々な形で利用されています。
(ドクダミの主な効能・効果):
解毒作用: 体内の毒素を排出する作用があります。
殺菌作用: 細菌の繁殖を抑える作用があり、外傷や化膿性皮膚炎などに効果が期待できます。
利尿作用: 体内の余分な水分や老廃物を排出する作用があります。
便秘改善: 腸の働きを活発にする作用があり、便秘の改善に役立ちます。
高血圧予防: 血圧を下げる作用があると言われています。
アトピーやアレルギー症状の緩和: アレルギー症状を和らげる効果が期待できます。
美肌効果: ニキビやシミ、そばかすの予防に効果があります。
その他: 虫刺されによるかゆみ止めや、神経痛の緩和にも効果があると言われています。

乾燥し煎じて飲む「十薬(じゅうやく)」と呼ばれるドクダミは、副作用があります。飲み過ぎると腹痛(下痢)、頻尿を起こしやすくなります。 また、カリウム塩を含有しているので、腎臓に疾患がある方は特に注意が必要です。


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