灯篭3つ

せんざい(前栽)にある灯篭をクローズアップ撮影してみました。
一つ目は「キリシタン灯篭」と呼んでいるもの、基礎、基壇の部分がなく、竿を直接地面に埋め込んむタイプだから「活込灯篭」という種類のようです。ネットで見ると特に「柱の頭がぷくっと膨らんだ感じ」なので桃山時代の茶人、古田織部が創案した織部灯篭に分類されるようです。
二つ目は鉄製の灯篭、足が無いので「置灯篭」という形態だと思います。錆と腐食が進み触ると崩れそうです。
三つ目はお寺でよく見かける春日灯篭というタイプ、基礎の部分があるタイプの灯篭で「立灯篭」とも言うそうです。

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